ハチの駆除シロアリ対策害虫・害獣防除殺菌・消毒会社情報

アリの違い
羽アリの違い

 いわゆる普通のアリはハチ目の昆虫ですが、シロアリは実はゴキブリの仲間。
その見分け方は、図のように羽や胴体、触角の形でわかります。(必ずしも白や黒の色で分かれるわけではありません)

多くのシロアリは自然界で枯葉などを食べ物質循環に寄与しています。その中で害虫である建物などに被害を与えるシロアリは、主なところでヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリ、タイワンシロアリの5種。
中でも一般的なのは地中から建物に侵入する「地下シロアリ」のヤマトシロアリとイエシロアリです。

 近年、輸入家具などで持ち込まれるアメリカカンザイシロアリの被害も増えてきています。「乾材シロアリ」は「地下シロアリ」と違い、湿気を好まず、飛来などにより広がります。

 湿気が多く風通しの悪いところをシロアリは好みます。浴室、洗面所、台所の地下から蟻道(ぎどう)と呼ばれるトンネルを土中や木材の中に作り移動します。
そのため外観からはシロアリを見つけるのは難しく、気がついたら被害が拡大していることが往々にしてあります。

 建物の変形が見られたり、床がブカブカしたり、木材を叩いて空洞音がしたりしたら要注意です。
また、粉のようなフンが堆積しているのを見つけたら危険信号ですので、すぐにも専門業者による調査を依頼することをおすすめします。

 


       被害1

       被害1

       被害1

 経験豊かな作業員が、家のすみからすみまで徹底的に調査します。
 シロアリの発生状況、家屋への被害だけでなく、腐敗やカビなどの状態、水漏れの有無、床下の通気なども調べ、シロアリの駆除のみならず、建物の環境改善を含めた、その後の予防対策をご提案します。

 また、外部から侵入するシロアリを探知するセンサーの据え付けなどによって、破壊検査をせずに、目に見えづらい被害を調査することも可能です。


家屋図

 


       床下2

       被害1

       被害1


 シロアリの駆除方法には、ケミカル工法、ベイト工法、外周処理工法などがあります。

 薬剤を木材に注入したり、土中に散布するケミカル工法は即効性があります。
合成ピレスロイド系の薬剤を用いますが、薬剤を噴霧せずにシートにしみ込ませて設置するシート工法なども開発され、人体やペットなどに健康被害を及ぼす可能性を低減させています。

 次にベイト工法と呼ばれる薬を撒かずに、薬剤の入った餌(ベイト)を与え、巣に持ち帰らせ巣全体を根絶させる方法があります。
餌を食べているかの定期的なモニタリングが必要で、若干コストが高く即効性に欠けますが、安全性が高く安心です。

 外周処理工法は建物外壁の基礎土壌部分に薬剤処理を施すことで、そこに触れたシロアリに薬剤を巣にまで持っていかせ、ベイト工法同様、巣ごと根絶させるものです。

 大吉消毒では、お客様の状況、ご要望をお伺いし、最適の工法を用いて対策にあたります。


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